こころが上擦って(うわずって)る時って
それがたとえ、どれくらい幸せの絶頂であろうとも、あまり心地がよいものではなくて
逆に、恐れ慄くようなみんなが正気でいられないようなシチュエーションで
ただ淡々と、静かなこころもちでいられる時に
わたしはとても、安心する。
ひとは、どれほど最高に幸せな1日も
どれほど絶望に満ちた1日も
ただ同じように、心穏やかに、過ごすことができる。
毎日が平等に、そうして晴れの日も、雨の日も、
分け隔てなく訪れてくれることが、なぐさめのなかのなぐさめで、安寧だとおもうから。
こんな日が、一番だな。