SNSとかで、どこかの外人から
ねえちゃん美人でセクシーだな!とメッセージが届くのは、もはやスパムメールのようなものだ。
というくらい、外人というのはすぐに
美人でセクシーだな!と言いたがる。
まいちんがモテるのは、主に老人からと、外人からで(とくにメキシコ人とか)
せいゆーで買い物をしてると、大抵老人が1人は必ず「あんた、きれいやなあ」と言ってきて、お風呂やさんで風呂に入ると、大抵老人が1人は必ず「モデルさんかと思ったわや〜」とおばあちゃんが裸のまいちんに声をかけてくれる。
本当は若い日本の男子にモテたいのに、
「ぼく年上の方はちょっと・・・」と訊いてもないのに向こうから敬語で断ってくるので、(⇦リアル経験済)外人と老人と子どもにモテることを享受しようと思ってる。
SNSのスパムメッセージはだいたいスルーするんだけど、今日メールボックスを開くと、なんと昔付き合ってたイタリア人から数年ぶりにメッセージが来てた。
しかも「きれいでセクシー」だというスパムな内容である。
あんたそういうキャラじゃないやろ・・・というようなタイプの男だったので、ちょっと面白かったんだけど、
彼はなんと、わたしの人生で出会った男たちのなかで
まいちん史上料理上手な男1位2位を争う男
だったので、
(和食は多分1位山下 イタリア料理は間違いなくこのスパムな彼)
なんとか
キノコのリゾットの作り方をもう一度教えてほしい(重要)、と
スパムメールに返信しておいた。
あのイタリアンパセリのダシの取り方がどうもイマイチ思い出せんのよぉ・・・
今の自分のパスタやオリーブオイルとかの使い方は、彼が原点になってるのであります。
わたしが、スパムな外人を、人間として恋愛対象として見られるか否かの基準は、
「ふつうに日本語で話しかけれる」
ってとこが基準らしい。
相手は英語だったり韓国語だったりいろいろで話してきても、
普通に「え?あんた前にxxって言ってたじゃん」
と日本語で返せるとき、
わたしは自分らしくいられているのだと思う。そして外人は、直球で怒ってもまったく傷つかないから本当に楽なのだ。。。。
スパムなイタリア人はNYにいた頃から、仲が良かった。
いろんな恋愛をしてきて、深くてたくさんの学びがあった恋愛や、
辛く苦しいながらも愛した恋愛
てきとうにデートを楽しんだ恋
いろんな思い出があるけれど、
あ〜〜、ほんっとにあの時めっっちゃ楽しかったよね!!!
って今でも思い出してそう言える、ニューヨークらしいニューヨークの楽しい時間を過ごしたイタリア人。
公園を散歩したり、映画を見たり、時々ミュージアムを歩いたけど、どれも全部がわたしにとって背伸び感がなくて、すごく波長が合う人だったんだよね。
悩んで苦しんで、真っ暗だった孤独な時間は
時がたち、穏やかで楽しかった思い出だけが残る。