クリスマス、年末年始を普通に過ごすって…すごい良いなぁ。
わたしもそうなりたい。
毎日が、2度と同じものは来なくて
大切なものだと知っているからこそ
出来ることだと思うよ。
いつもありがとう、まいちん。
去年のクリスマスと年末年始が、いろいろ辛い時間だったので
今年は、心穏やかに何事もなく、いつも通りに過ごすことに決めた2023年。
プレゼントもないし、ケーキも作らないって決めてた。
いつもはせっせとタオくんのためにサンタをがんばったり、プレゼント何を買ってもらおうかなと探したり、クリスマスらしいクリスマスを過ごしたくて。
でも、「いつもどおり、ふつうに過ごす」を決めたあと、本当に心穏やかに過ごせて、
ああ、そうだった。
わたしにとって大事なのは、祝日や、スペシャルなチキンのレシピじゃなくて
いつもいつも、普通の日だったよなとやっと思い出しかけている最近。
自分にとっての特別を
一生懸命構築するのもいいし、
憧れるクリスマスを必死で追いかけてもいいけど
でも、ふつうの朝 なんでもない日のケーキ
いつも通りの日々
それをこの先もずっと
大事にしていきたいなと思った。
わたしにとって、子どもたちとケーキを作ることは、特別な日のことじゃなくて、日常の延長で。
ケーキを焼くことも、そんなふうにあるといいなといつも思うんだ。
ところで、ケーキを作ったりするのって、たしかに一回、すべてのプロセスを通しでひとりで作るのって
かなり難しいと思う。
わたしは、子どもと一緒に作ってより大変にするっていうかは、工程を減らすために、自分の苦手でできない部分を助けてもらうために一緒に作るっていうかんじだね。
最近ひとりで作る時は、数日かけて全部細切れにやっています。
・買うものをあらいだす
・レシピを探す
・材料を買いに行く
・材料を量る
・材料を混ぜて焼く
・生クリームをあわだてる
・飾り付けをする
これを全部、一気にはやらず、多分一般的には一気にやるプロセスを、かなり分解して一度の量を少なくしています。
ケーキ作るのが楽しくて好きっていうのはあんまり考えたことなくて、ただ、ケーキ食べたいなあ。ってたまに思っても、近所で買うと、高いだけでそんなに美味しく無かったりするから。
だから食べたいから仕方なく作るってのもある気がするよね。
美味しいケーキ屋さんに遠くまで運転して買いに行くとかができないわたし。
予約したり、注文したりする作業も、誰かにやってもらえる時以外は難しくてできないんだ。
だから作るっていうのもある。
そして、作る工程が辛くなく楽しいように、小さい子供とかと一緒にあそぶ。
あんまり触らせてもらえないケーキ作りとかを体験できる、こどものワクワクするエネルギーって、なんかすごく生命力に満ちててさ。
高いケーキを、がんばって買いに行ったりして、遠慮がちに一切れ食べるのもいいけど
いつも作ってるホールケーキを
朝ごはんにどーんて並べて、好きなだけ食べ放題、って
最高だな。
そう思う2023年のクリスマスイブの朝なのでした🎄🎁
自分が作るケーキは、なにがよいかというと、微妙だったな。と思ったら、改善することができるというところにある。
近所のケーキ屋に行ってさ、なんか全然甘くないんだけど、、、って思っても、「もうちょっと甘くしてください」とは言えないじゃんか。「ちょうちょっといちご大きくしてください」と言っても無理じゃんか。
子どもが今日だけは無礼講で生クリームを直接ボウルから食べまくったりとか、その校長室でタバコを吸うワルの台所が、やっぱり好き。
ふだん、野菜や身体にいいウェルビーイングな食事を子どもたちには大事にととても思っているからこその。
大人は、「こんな小さい子たちにケーキなんて作れない!」と機会を奪う。
でも、ほんとうは全然違ってて、こんなにチビたちが、自分の手で一部の工程を作り上げたという体験。
それこそが、一生手の感触の記憶に残る、すてきな経験になるんだ。
1から10まで作れなんて大人でも難しいから。
そうじゃなくて
ただ粉を混ぜるだけとか
ただクリームを絞るだけとか
ただ、飾り付けするとか。
こんなに集中してみんな楽しそうな顔をみるたびに、ああ、すてきな時間だったなって
毎回毎回、きみたちの未来が、クリエイティブで希望が満ちていますようにと思うんだ。
こどもたちと作るケーキに、クオリティなんて関係ない。
うまく教えることすら必要ない。
大事なのは、「体験すること」。
料理も、パンもお菓子作りも。
触れながら、なるほどそうか!
と思えることが、
そして、いつも腹に入ってる、あの美味しいお菓子は
こんなもので構成されてるんだって発見すること
それが喜びなんだよね。
きみたちが作ったケーキはさ、どんなケーキ屋さんで買ってきた高級ケーキよりも、スペシャルに美味しいんだよ。
まいちんはいつもそう思うよ。
いつもお世話になっているfurutaが、作家さんの焼きもののお皿をプレゼントしてくれて、かわいい朝。
いつもありがとう。
(参考レシピ)