ウィルトンの新しいマフィンの型が届いた。
アメリカにいた頃から、同じメーカーのミニマフィン用のをずっと長年使っていて、初めて普通のサイズの型を買うと、なんだかようやく、自分や子供の成長を祝うようで嬉しかった。
型や道具は、同じサイズのものがどのメーカーからも出ているけれど、
「一番初めに買ったもの」が多分わたしの基準になっている。
NYの59Stにあるウィリアムズソノマをはじめとするキッチン用品店、ホームセンターからチャイナタウンの小汚いプロ用の厨房用品店から、住んでいた数年間でどれほど足を運んだかわからないくらいに、Cookwareの店を片っ端から渡り歩いた。
マフィンの型=ウィルトン。と言う図式ができたのは、きっとその時で、この先もずっとマフィンを焼く時に、そのウィルトンの文字に守られながら、焼き続けるのだと思う。
台所道具は、100均でも揃えられる時代だし、お金をかける必要はないけれど、その道のプロが作った道具は、やっぱり安心感に満ちている。
なるほどと思うくらいにずっと使える仕様になっているし、変な話
「わたしは料理が下手だけど、ウィルトンの型を使うから、マフィンは上手に焼けるはず」という魔法がかかる。
道具というのはそういうものだ。
世界中のキッチンウェアを使い比べてきた最後に、「コレ。」と
自分の手に馴染みおさまる、一生使う道具に出会えることは、ものすごく幸せなことだ。
#wilton #ウィルトン
のHPを初めて覗いてみた。Kawaii😍
自分が道具を買うときに、あんまりブランドを気にしたことがなく、「よいもの」をただ選び続けきた。繰り返し「よいもの」に出会うと、このブランドは凄い。という敬意がむくむく湧いてきて、この先も一生お供します。という気持ちになる。
わたしはあんまりこういうカラフルな菓子は作らないけど、だからこそ、ウィルトンで焼くのがいいんだよね。と思う。