ヘルスとウェルネスの違い。
Health ヘルスというのは、肉体的な健康、身体の健康のこと
Wellness ウェルネスというのは、もっと総合的な健康のことを指す
3月から、ハーバードメディカルスクールの提供してる、
Health and Wellness: Designing a Sustainable Nutrition Plan
という8週間の栄養管理の設計コースを受けている。ハーバードに入れる賢さがなくとも誰でもオンラインで、自習での受講ができるので
まいちんも潜り込めたんだけど、今日無事に一週目がなんとかクリアできて👏👏👏、めちゃホッとしてる😭✨
最初の1週間何が起こってるのかまったくわからなくて、こりゃリアルに修了できんかもしれん。と不安だったが、まあそれならそれで、しゃーないと早々に腹をくくった。
寝て食って運動する、ってふつうのことを8週間まじめにかんがえることになってる。
10年前に、アメリカにいた時以来の勉強で、自分の過去と未来の、点と点をつなぐような時間。
あの頃も今も、じぶんは勉強が得意ではないなと今回改めておもったけど、わたしはアメリカの大学が心底好きだった。
ニューヨークには、主にコロンビアとNYU(ニューヨーク大学)という私立の大学が2つあるんだけど、まいちんはどれだけ頑張っても入学にこぎつけられそうな点数がとれず、自分のアホさに悔しくて何度も泣いた。
その場所は、いつもまいちんの憧れだった。
結局わたしは公立のニューヨーク市立大学になんとかぎりぎり入って、それはそれですごく嬉しかったけど、アメリカの私立の大学は、とにかく環境がすばらしくいい。
緑が多くて、施設が充実していて、建物は重厚で古く由緒正しい美しさで、キャンパスにはいつも生徒たちが外に寝っ転がってマックブックを開いていて、綺麗だ。
毎日ヨーロッパの美術館で勉強できるみたいな。
わたしがもっともこの人生で恵まれたな、と思えるひとつのことは、まいちんはいい大学には入学できなかったが、いい大学に行っていた人々とたくさん仲良くできたことだった。
前の旦那さんはそんなわけでコロンビアにPhdで(博士課程)勤めていたため、家族になると、家族カードというのがもらえて、コロンビアの大学の生徒じゃなくても、図書館に入れたり、興味のある授業を受けさせてもらえて最高に幸せな時間だった。
大学から歩いて5分のところに住んでいたので、季節がよい時期には、夕飯にサンドイッチやらおにぎりをこしらえて、大学に持って行って芝生の上に寝っ転がって食べた。
古い本の匂いと、温かな芝生の匂い。リスがそこらじゅうに歩いていて、夕暮れの穏やかさは最高に心地いいエネルギーで、大好きだった。
アメリカの本当によい私立の大学は、この世界で最も波動の高い純粋なエネルギーに満ちた場所だと思う。
なぜかその場所に出入りしているひとびとは、わたし史上もっとも純粋なひとたちが多かった。オタクを突き詰めたさきの、真のオタクがそこには集結したのだ。天才もいっぱいいたし、きっと嫌なやつもいたかもしれないけど。
みんな裸足で素朴で、世界のために何ができるかを考えていて
いつも尊くて優しかった。
日本で、食のことをもっと勉強するなら、栄養士とかの資格をとったほうがいいのかと思ったこともあるし、でも漢字もわからない、暗記もできない、いまだにタンパク質が何かわからない自分にはどうしても無理な気がして、指をくわえてチリチリ惨めさを感じてた。
そんなときにふとオンラインのコースを見つけて、やってみようかな、と思ってトライしたけど、そこから本当にいろんなことをアップデートしながら感じる。
上手にできるかはさておき、ほんとうにひさしぶりに、魂がふるえて喜んでる感覚や、
ああ、好きなことに触れてるエネルギーってこんなかんじだったと、忘れていた贅沢な感覚を、思い出してゆく。
いい教育は、本当に価値のあるものだ。
そして、そういう場所には滅多に巡り会えるものではない。
ほんとうにいい先生や、ほんとうに価値のある学ぶ環境は、ぜんぶがぜんぶそういうわけじゃないし、むしろわたしたちの成長の芽を摘み取ってしまう教育もきっとたくさんあるだろうとおもう。
2月に
自分がほんとうに好きだとおもえることをやればよい。
と言われてから、
何がしたいんだろうと考えていたら、ぽっと与えられた機会。
8週間はきっとあっという間だけど、大切に楽しめたらいいなと思う。
そしていつか、自分がこんなふうに心底喜びを感じられるような価値ある機会や時間を、自分もまたひとに提供してゆけたら嬉しい。
😍Kawaii