バーガーというのは、日本語でいうところのハンバーガーではなくて、中身の肉のパティのことを言う。
英語にもハンバーガーっていう単語はあるけど、あんまり聞いたことない気がする。”バーガーの挟まったサンドイッチ”みたいな言い方のイメージだよね。
そして、ハンバーガー大好きな国民の中でも、もちろんベジタリアン用のハンバーガーは欠かせない。
ベジバーガーというのは、つまり、肉なしで作られたバーガーのことである。
いろいろなレストランにはベジタリアンバージョンのハンバーガーというのが存在していて、豆とか野菜のいろんな材料を使って作るのだけど、いろんなベジバーガーを食べた中でもボニーが作るやつがダントツで美味しかった。
IKEAの給食センター(と呼んでるwフードコート)にも、プラントベースのミートボールみたいなのが売っていて、あれがまさに、ベジバーガーを団子にしたみたいなやつなんだけど。
どこかやっぱり、野菜食ってるって感じのイメージしかなくて、肉の円盤に食らいついたときのあの、ジューシーな食べ応えというのを再現するのは難しい。
そんな中で、わたしが家族のように慕っていたバーモントのコミュニティ(EST)で作られていたベジバーガーは、本当に満足感があって、とくにパンに挟まなくてもごはんのおかずとしてもいける、ものすごく殿堂入りにふさわしいレシピだった。
わたしの中のThe best ベジバーガーは、ESTのベジバーガー。
https://earthskytime.com/kitchen
というわけで、ボニーより直伝のレシピを今回入手した。
”ま、これ800個分だからね”
給食センター。(・∀・)と言われて、そうそう、そうなのよね。
業務用だとかレストランのレシピは販売用なので、量が一般向けレシピではない。
これを一旦日本の家庭用の量でなんとかいけるよう、今回計算を手伝ってもらいできた神レシピがこちら✨🥺
今度トライしてみてまた調整します。
(はるかさん本当にありがとう🙏)
- にんじん(生のまま)270g
- じゃがいも(生のまま)100g
- 玄米(炊いたもの)150g
- Flax seed(フラックスシード粉) 55g
- Oats オーツ 10g 若干砕く
- ごま 35g 若干砕く
- サンフラワーシード 70g
- にんにく 5g チューブ3cmくらい
- しょうが 3g チューブ2cmくらい
- カレー粉 小さじ1 約5g
- 塩 小さじ2 約8g
【EST Original 】
- Carrots 大量
- Brown rice 大量
- Potato raw 大量
- Flax seed 大量
- Oats 大量
- Sesame 大量
- Sunflower seeds 大量
- Garlic 大量
- Ginger 大量
- Curry powder 大量
- Salt 大量
ボニーに教えてもらったコツとしては、このような感じ。
- 玄米は、炊いたものを使う。
- オーツとフラックスシード、ゴマとサンフラワーシードを砕く
(フードプロセッサー)
※フラックスシードは、すでに粉状になって売っているものもあるので、その場合は砕かなくてよい - にんじんとじゃがいは生のまま、をピュレ状にする
- ぜんぶ混ぜて、塩とカレー粉を混ぜる。
玄米・カレー粉、フラックスシードあたりがこのレシピをザ・ベストベジバーガーに仕立て上げている感じがする。
フラックスシードは、ヴィーガンやローフードの材料の中でも「食べ応え」などを出すのにかなり汎用される。
ねっちょちもっちり濃厚な、”アマニ油の原料”です。
※ボニーというのはバーモントのそのコミュニティの家族に嫁いだ嫁である。わたしが初めてアメリカに渡ってまもなくのころ、 義姉みたいな感じですごいよくいろんな話をした。”あのひとたちをアメリカ人だと思っちゃだめよ。変だから”とよく言っていたw
当時チビだった子供たちを子守りしながら、人生にひつような大切なものをたくさん得た、いまでもザ・ベストオブしあわせな記憶。
ボニーのレシピがオリジナルだった気がするバーモント州の名物ベジバーガーです。