わからないことは、はずかしいことじゃない
できないことは、はずかしいことじゃない
わからないことを、誰かがダメなことのように言ったから
できないことを、誰かが笑ったから
だからわたしたちは、わからないとや、できないことを
ちゃんと、ひとに困ってると言えなくなってしまった。
そんなこともわからないのかとか、
そんなことも、できないのって
自分ができることは、あたりまえに誰もができるとそう思ってしまう
でもそうじゃない、
自分も我慢して無理してやってんだ、じゃなくて
ただ目の前で、困った人に
たった一秒手を貸すだけで、いいんだよ
「こんなこともできないの?」って笑う代わりに
杖を落とした目の見えない人の杖を、拾ってあげるだけで
その人の人生は、ほんとうに、ほんとうに、救われるんだよ?
みんなにとっては、「そんな些細なことくらい」「誰にでもできるし」「役にもたってない」と思うかもしれないけど
それが、生きるか死ぬかを左右する、とるにたらないように見える、
なによりも大切なことなんだよ。
(なにもしてないよ)を、
(こんなことで、よかったら)
に変えていこう。
この世界の、ほんとうにほんとうに毎日困ってるひとたちは
とくべつな助けを必要としてるんじゃないよ。
とても小さなことなのに、それがとても大事なんだってことに
気づいてもらえないことに、本当に、本当に困ってるよ。
光を当てられるのは、この世界でおなじように生きている
すべてのひとだよ。