ふるい写真をすこしづつ整理。
なにか、ある地点にたどりつくまでの、かたづけの時間って本当に地味😭
桜木花道が、コートの端っこで基礎ばっかりやらされていたあの頃・・・
くたびれるし、もう、果てしなくてやめたくなる。
でも、過去をふりかえってしがみつくためじゃなくて
前に進むための、やりたいことをやってくための片付けって
人生のなかでもっとも大事な時間な気がする。
かたづけをがんばってるみんな、応援してるよ!
初めて絵の依頼を受けたのが、2019年のことだった。
描き始めたのも、その少し前ってことかな。
このLeneさんは、わたしに初めて、ロゴの発注をしてくれた方で、今はもうこの世にいない。
いのちのことを、わたしにひとつ、教えてくれた人だった。
そしてわたしに、その命をひとつ、吹き込んでくれた人だった。
天国で元気にしてるかな。
その笑顔がいまでも浮かぶ、クライアントさん。
ほとんどかたちなき形の絵しか最近は描かないわたし。(ビシャー、わしゃー、もにょもにょっていうやつ)
こういう、実際のやつ(具象画?)は苦手で、イライラするし、あんまり描かないんだけど
実は中学のころの美術の時間ではとにもかくにも目で見たものをそのまま忠実に、正確に描くものが最も評価されてた。
一度、写真のような実物に忠実に描く画法をやるときに、先生はわたしに最も難しい課題を出してきた。他の人はなんかもっと描きやすそうなやつだったのに、わたしはビールの入ったジョッキみたいな、その泡や光の具合を再現しろと言ったのだ。
今でも覚えてるんだけど、ふつう描けないような繊細なもので、「お前にはこれを描かせる」みたいなことを言われて、なんか複雑な気持ちだったんだけど、だいたいが黄色の液体になってるやつを、色鉛筆だけでわたしは泡やグラデーションや光の具合を再現した。
写真のようなその出来栄えを、そして評価されて嬉しかった覚えがある。
でも今やれと言われたら、できないしやらない。
できるか、楽しいかどうかは、全く別だ。
そういうわけで、今は好きなように描かせてもらってる。
懐かしい写真。
いつも、どんなときも
がんばってきたよなァ。