「うわあ〜このカップに入れると、もっと美味しそうにみえるねえ」
夕ご飯の席につくやいなや、ポロネギのスープと青いカップのコントラストを讃えたタオさん小学一年生。
こういう感性はわたしには無いので、彼の美しく盛られた食事への美的センスにいつもはっとさせられる。
一度ホテルのアフタヌーンティーにいったときも、まだ保育園児だったタオさん、
「うわあ〜、たべるのがもったいないくらいくらいにきれいだねえ」
と、カタコトの日本語で言ってた。
(確か、ぜったいたべたくないくらいにキレイだねえ みたいな言い方してて、すげえな、アフタヌーンティーの良さがわかる保育園男児産んだとおもった)
Leekというのは日本語でいうとポロネギというらしい。
アメリカには、いわゆるネギに2種類あって、
細い緑色のがScallionといって薬味に使ってた。
そして白い部分がどしっと太い、ネギのことをLeekと呼んでて、よくLeekのスープをこしらえたものだった。
秋がくると毎年、スープを作る楽しみがふえる。
日本に戻って長い今でも、どしっと太いネギをスーパーで見かけると、スープを作りたくなる。
ポテトとリークのポタージュは、たおさんの好きなメニューのひとつで、野菜のポタージュは味付けもシンプルなので赤ちゃんのころから飲ませるすてきな一品。
ポタージュの好きなところはどこかというと、すごい脇役で結構一瞬で飲み干して無くなったりするわりに、どのプレートよりも一番時間と手間がかかっていること。
栄養と愛と優しさが詰まった料理の中でも最も贅沢な一品のひとつだとおもう。
日本では、こういうほんとの手作りのポタージュって外食でほとんど売られてない。
粉のインスタントポタージュに慣れすぎてる我々にとって、この本物の野菜の恵みがぎゅっとつまった【料理】って馴染みないけど、だからこそ大切にしたいといつも思う。
来年はいよいよVita mix(ミキサー)買うかな〜
リークのスープレシピ
- たまねぎ
- じゃがいも
- 白いとこがどしっと太いネギ
- 白ワイン
- しお、こしょう
- オイル
- 豆乳か牛乳
- てんさい糖(味の調整だけ)
ひたすら愛を込めて野菜を炒めて炒めて、ん〜、愛満タンになったな〜ってくらいひたすら炒めたら、水をいれて煮立ててミキサーにかける。
ミルクをいれるタイミングとかは、適当かな〜
塩加減がちょっと難しいけど、本当に優しいきもちになるからときどき作ると良い。