ほんとうに誰かを救いたかったら、
ほんとうに誰かを助けたかったら、
こうなってほしい、も、きっとこうなんだろう、も、自分はこう思う、も、
こうすべきだ、も
全てかなぐりすてて
ただ、無になって、相手をみるしかない。
それでも助けると思ったときに、
はじめて相手は救われるもんだ。
ひとは、癒しに向かう。
助けを求め、そして気づきを得て、ススム。
そのときに、助ける側が、何かを決める余地なんて
ほんとうはほぼ皆無なんだよな。
相手は、いつも、確実に、自分の歩幅で、必死で歩もうとしてる。
そこに歩幅を合わせられるかが、
全てだ。