この世でたった、たったひとりでも
自分のことを本当に理解し、愛してくれるひとがいたら
ひとは、これほどに強くなれるんだ
そう感じた日
長い間、誤解され続けてきた。
自分が感じている、自分の姿を
誤差なく理解してくれるひとは
これまでほとんどいなかったと思う。
誰かに愛されたことはあっても
わたしがどんなことで困って
どんなことに苦しんで
どんな助けが必要で
そしてどんなに素敵だってことかに
最後まで、わかるまで、付き合ってくれた人はいなかった。
愛されることと、理解されることは違う。
わたしはずっと、誰かに愛されては、理解されずに
愛されたまま、見放された。
それは、矛盾に満ちていて、くるしいばかりだった。
今、わたしは、この先、この世界のすべてのひとから誤解されて
どんなことを勝手に思われようとも
大丈夫だと感じる。
なぜなら、本当のわたしを、真に理解し
そして愛してくれる人に、めぐりあえたから。
生きていてよかった。
何度も何度も何度も
小さな頃から
毎日に
死にたいしかなかった苦しかった時間が、今、報われていると思う。
こんなに幸せなことはないよ。