ひさしぶりにあったかい日だったので、やっとマンションの花壇の花を植えられた。
道をあるくときに何気なく咲いてる花は、あってもなくても本当、あんまり変わんないよねっていうくらい
役に立たないけど
葉を落として色を失い、次の季節を待ってるだけの地味な世界に
ぱっとブルーや黄色やピンクの花々が、ときめきときらめきを突然差し込むみたいに
目を奪われる場所ができた。
と改めておもった。
なくなると、寂しいけど無くても日々に支障はないもの
それって続けるのってけっこう難しい
でも
そういうものこそ本当に、愛や豊かさの象徴みたいなものだから
小さな奇跡みたいなそういう出来事を
起こしていきたい。
ぜったいに咲くはずのない場所に、花を咲かせたい。
みんなの心の中にもそれができるように、今日も花を植える。