ともだちのともちゃんがとまりにきた朝、一番シンプルなスープをつくった。
デーツのケーキに添えるやつ。
玉ねぎとコンソメと塩こしょうだけの優しいスープ。
それを出すときに、気をつけること。
一番身体に負担の少ない味で、なおかつじわあっと起きたての身体にしみわたる愛の味。
そしてそれを盛るときに、少ない量を差し出すこと。
ふつうの半分くらい。
必ずおかわりしたくなるくらいの量にする。
そうすると、美味しさが2倍になる。
量って、料理の中でも実はとんでもなく愛に関係してるんだよね。