
ジャンクフードにはジャンクフードのマナーというか、嗜(たしな)みかたがある。
まず、カレーをジャンクフードに入れていいか否かは絶妙なところだけど、
厳しいガイドラインを設けるとすれば、カレーのルーを使ったカレーはジャンクに振り分けられる。
ルーを使わずに作ったカレーはれっきとした料理。
わたしはルー半分と、スパイスも半分くらいづつで作るハーフジャンクカレーが好きです。
あの、小さい頃スキー場で食べたザ・レトルトのカレーの味が恋しいときは、遠慮なくレトルトカレー一択を使えば誰もがもれなくその味を再現できるはず。
ちなみにカレーのルーなど使わなくても、基本のスパイスをもっていればレシピなんてなくてもカレーになる。
カレーというのは料理名ではなくて、本来どちらかというと「しょうゆ味」とか「トマト味」みたいな意味である。
ジャンクフードじゃない方のドライカレーを多めに作って、小分けにして冷凍しておく。
それを昼にカレーライスとして食べてもいいけど、朝、食欲があるときに
そのドライカレーを包丁で切って、薄くトーストの上に乗せる。ドライカレーは柔らかくて簡単に切れる。
その上にマヨネーズをピューっと全面に惜しみなくかけて、そしてチェダーチーズを撒くのだ。
余熱なしのオーブンに入れて220度で10分も経たぬうちに
ジャンクとジャンクじゃないの間くらいのカレーパンが出来上がる。
カレーパンという日本的文化も、アンパンと並んで興味深いけど、
あれはどうしても揚げてあるから油でギトギトだし、
中のルーも何が入ってんのかわかんない分、清々しい空っぽの胃に
朝から入れるには少々ためらわれるし、
でも美味しいよね!
って時に
カレーパンを一から作るわけにはいかないけど
カレーパン味のドライカレーオンザトーストという選択。
しかも全ての出所が明らかだという安心感。
子供には上に乗せる量も調節できる。
マヨネーズに化学調味料が入っているか否かでガイドラインにおけるジャンク度は左右するのと、上にかけるチーズがナチュラルチーズかプロセスチーズかによって
ジャンク率はまたもかなり左右される。
その絶妙なところを自分で調節しながら際際を狙ってジャンク度を調節しながら嗜めるようになったら上級者。
ちなみに今朝は上にたっぷりチェダーチーズを載せて焼いた。
間違ってもジャンクフードを食べるときに美味しい紅茶は淹れないこと。
鉄則です。
相方は安いティーバックの紅茶か、炭酸水かな。
ジャンクなカレーパンにはサイダーもよし。
ジャンク手前のドライカレーオンザトーストにはペリエにライムが結構合うはず。
さ、大好きな月曜日が始まる。
今日からまた、ごはんを作ろう。
2017/04 nenetable
世界中に愛と癒しが行き渡り、みんなが支え合って生きてゆけますように💕



