Keywords吐息

朝、目を覚ましたら横に彼がいて、

 

「なんだ、8年も経つのにあの日と、同じだ」

 

とわたしはそう思って、裸のまま冬のベッドのなかで彼の吐息を確認して、

そのまま背中を向けて少し眠った。

 

後ろから抱かれて、やさしく身体を触られる感触も、

8年前と変わらないんだな、と思って起きた。