Keywords伊勢茶

前にママがないていたときに、お茶をいれるひとがいてくれたら嬉しいと言ってたのを

おぼえていて、泣いていたら、

「まま、おちゃのつくりかたをおしえて」と言った。

 

いっしょうけんめいお茶を沸かそうとしてくれるタオさん。

わたしがほしいものって、きっとすごくすごく小さなことばかりで、

それを知ってるたおくん

なんて、わたしはしあわせなんだろうっていつもいつもそう思って

わたしにはもったいないくらいのすてきとずっとずっと思ってる

 

おちゃっぱをきゅうすに入れるのも、むずかしいよね

水を湯にかけて、わいたら火をとめて、あつくないところをもって、急須にそそぐ前に一度冷ますために、カップにいれる。

カップのあつくないところをもう一回持って、きゅうすに注いで、それから急須のまえで

こころのなかでゆっくり20びょうかぞえて、こんどは、きゅうすからカップにそそぐ。右手であつくないところをもって、きゅうすの蓋が落ちてきてわれないように、指をそえて。

 

世界で一番おいしいおちゃだとおもう。

うれしくて、泣けて、かわりにいつも沸かしてあげているタオくん専用のお茶を、コップにいれてあげた。